建国大学言語教育院(韓国語学堂)の留学情報
120 Neungdong-ro, Gwangjin-gu, Seoul, South Korea (05029)
1. 学校概要
韓国の首都ソウル特別市広津区陵洞路120(郵便番号 05029)に位置する建国大学言語教育院(Konkuk University Language Education Institute: LEI)は、年間約1,500人の留学生が学ぶ、韓国を代表する名門語学教育機関です。
若者に絶大な人気を誇る活気あふれる街「建大(コンデ)」エリアに位置するキャンパスは、ソウル地下鉄2号線と7号線が交差する「建大入口駅」から近く、ソウル市内各所への交通アクセスが極めて優れています。当教育院は、実践的で体系的な韓国語学習カリキュラム、キャンパス内に完備された近代的な学生寄宿舎(KU:L House)、多彩な韓国文化体験プログラム、そして建国大学の学部・大学院への有利な進学支援制度が整っていることで広く知られています。
2. 開講コースと日程
建国大学言語教育院では、受講生の留学目的や目標、学習スタイルに合わせた4つの韓国語プログラムを提供しています。
学術的な語学力向上と大学進学を目指す「正規課程」は、1学期10週間(計200時間)のカリキュラムで編成されています。短期集中で日常生活に必要な会話力と文化を学びたい方向けの「短期集中課程」、韓国内で働く社会人や在住者向けの「夜間課程」、そして試験対策に特化した「TOPIK対策課程」が用意されています。
表1:プログラム日程と授業構成
| コース名 | 入学時期 | 授業時間 / 曜日 | 期間・時間数 |
|---|---|---|---|
| 正規課程 (정규 한국어 과정) |
3月、6月、9月、12月 | 月〜金曜日 (午前 09:00〜13:00 または 午後 13:30〜17:30) |
10週間 (計200時間) |
| 短期集中課程 (단기 한국어 과정) |
1月、8月 | 月〜金曜日(09:00〜13:00) +午後の文化体験アクティビティ |
3週間 (計60時間) |
| 夜間課程 (야간 한국어 과정) |
3月、9月 | 火曜日・木曜日 (19:00〜21:50) |
10週間 (計60時間) |
| TOPIK対策課程 (TOPIK 대비 과정) |
4月、10月 | 土曜日 (10:00〜13:00) |
8週間 (計24時間) |
3. 学費・諸費用
授業料および諸費用は、各コースまたは学期ごとに支払う必要があります。正規課程に登録し、一般研修ビザ(D-4)の取得を希望する申請者は、原則として最低2学期(約6ヶ月分)以上の登録と学費の納入が必要です。また、授業で使用する教材は大学内の書店にて別途購入する必要があります。
表2:学費・諸費用一覧(韓国ウォン: KRW)
| コース名 | 受講料(1学期あたり) | 入学金(初回のみ) | 教材費(目安) |
|---|---|---|---|
| 正規課程 | 1,800,000 KRW | 150,000 KRW | 約50,000 KRW |
| 短期集中課程 | 1,050,000 KRW | 50,000 KRW | 受講料に含む |
| 夜間課程 | 920,000 KRW | 50,000 KRW | 約40,000 KRW |
| TOPIK対策課程 | 350,000 KRW | なし | 約20,000 KRW |
※奨学金制度について:正規課程の受講生のうち、各学期で成績が極めて優秀で、かつ出席率100%(皆勤)を達成した学生には、翌学期の授業料が最大100%免除される優秀奨学金が授与されます。
4. 入学申請とD-4ビザ取得手続き
正規課程に90日以上在籍して韓国語を学ぶ外国人留学生は、一般研修(D-4)ビザの取得が必要です。入学申請からビザ取得、入国までのステップは以下の通りです。
入学申請から渡航までの5ステップ:
- オンライン申請の提出
建国大学言語教育院の公式ウェブサイトから会員登録を行い、オンライン入学申請書を作成・送信します。 - 書類審査の実施
以下の必要書類を提出し、学校側の審査を受けます。 - 最終学歴の卒業証明書または在学証明書(アポスティーユ(Apostille)または領事確認が必要)
- パスポートのコピー
- 10,000米ドル(USD)相当以上の残高証明書(本人または親名義のもの)
- 請求書の発行と学費の納入
書類審査を通過後、学校から請求書が発行されます。D-4ビザを申請する場合は、2学期分の受講料と入学金を指定の海外口座へ送金します。 - 標準入学許可書の受領
送金が確認され、入学手続きが完了すると、建国大学から「標準入学許可書(Certificate of Admission: COA)」が発行されます。 - ビザの申請と取得
標準入学許可書、ビザ申請書、パスポート、その他の必要書類を、自国の駐日韓国大使館または総領事館に提出し、D-4ビザを申請・取得します。
5. TOPIK対策と大学・大学院進学連携
建国大学言語教育院は、韓国での進学(大学・大学院)を目指す留学生のために、非常に手厚い連携・サポート体制を提供しています。
- 進学試験(TOPIK)免除ルート
建国大学の学部に入学する際、言語教育院の「正規課程3級」以上を修了していれば、公式なTOPIK(韓国語能力試験)の成績を提出しなくても、韓国語能力の入学要件を満たしていると認められ、進学試験が免除されます。 - 授業内でのTOPIK対策プログラム
通常の正規課程の授業の中に、TOPIKの模擬試験や問題解説が組み込まれています。さらに、作文(書き取り)対策や時間配分に特化した専用の「TOPIK対策クラス」を週末などに並行受講することで、最短での目標級取得を目指せます。 - 進学者向け特別奨学金
建国大学言語教育院を修了した学生が、建国大学の学部課程へ一般入試で進学・入学する場合、言語教育院での最終成績や取得したTOPIKの級数に応じて、初学期の登録金(授業料)が30%から最大50%まで免除される特別奨学金制度が適用されます。
6. 寄宿舎(宿舎)とソウルでの学生生活
- キャンパス内直営寄宿舎「KU:L House」
建国大学の広大なキャンパス内には、最新の設備を誇る学生寄宿舎「KU:L House」が完備されています。基本は2人1部屋(ツインルーム)の構成で、各部屋には個別のシャワールーム・トイレ、エアコン、机、クローゼットが備わっています。共同スペースには、自習室、洗濯室、コンビニ、カフェ、食堂などがあり、非常に快適な生活環境です。
寄宿舎費は10週間(1学期分)で約1,200,000〜1,500,000 KRW程度です。入舎可能人数には限りがあるため、入学許可書(COA)が届いたら速やかに申請手続きを行うことを強くお勧めします。 - キャンパス周辺環境と魅力的な「建大」での生活
広津(クァンジン)区に位置する建国大学のキャンパス中心部には、シンボルである美しい巨大な湖「一鑑湖(イルガムホ)」が広がり、四季折々の自然を満喫できます。
大学の目の前にある「建大(コンデ)」エリアは、ソウルでも屈指の繁華街・学生街として有名です。リーズナブルで美味しい飲食店やカフェ、トレンディなショップ、映画館やショッピングモール(スターシティーモール)がコンパクトに集積しています。さらに、地下鉄2号線と7号線を利用すれば、江南(カンナム)や東大門(トンデムン)、そして若者に人気の漢江(ハンガン)市民公園へも乗り換えなしでスピーディーにアクセスでき、ソウルでの留学生活を満喫するのにこれ以上ない素晴らしいロケーションです。
7. よくある質問
D-4(一般研修)ビザでアルバイトをすることはできますか?
はい、可能です。韓国入国後および語学堂の正規課程に在籍してから6ヶ月(180日)以上が経過し、直近学期の出席率が90%以上であるなど、一定の条件を満たせば、学校および出入国管理事務所から正式な「時間制就業(アルバイト)許可」を得ることができます。許可された場合、週に最大20時間まで(週末は無制限など、詳細な規定あり)アルバイトをすることが認められます。
クラス分け(レベル)はどのようにして決まりますか?
すべての新規受講生は、学期が始まる前に実施される「クラス分けテスト(プレイスメントテスト)」を必ず受験する必要があります。テストは筆記試験(文法・語彙・読解・書き取り)と口頭面接(スピーキング)で構成されており、各自の現在の韓国語力に最も適したレベル(1級から6級)のクラスに配置されます。なお、韓国語を初めて学ぶ完全な初心者の場合は、テストを受けずに1級からスタートすることが可能です。
キャンパス内の寄宿舎(KU:L House)には必ず入居できますか?
残念ながら、100%の入居が保証されているわけではありません。寄宿舎「KU:L House」は留学生に非常に人気が高く、申請は先着順で処理されます。語学堂への学費納入が完了し、入学許可が下り次第、寄宿舎の申請期間に合わせてできるだけ早めに申し込むことが極めて重要です。満室で入居できなかった場合は、大学周辺のワンルームやコシウォン、シェアハウスなどの民間宿泊施設を個人で探す必要があります。
ビザが不発(却下)になった場合、支払った学費は返金されますか?
万が一、駐日韓国大使館や領事館でのビザ審査においてビザ発給が拒否された場合は、公式なビザ却下証明書を速やかに建国大学言語教育院へ提出することで、すでに納入した授業料(受講料)は全額返金されます。ただし、入学選考にかかった事務手数料である入学金(150,000 KRW)は、規定によりいかなる場合も返金されませんのでご注意ください。
授業についていけず、留年(落第)した場合はどうなりますか?
建国大学言語教育院で次のレベルに進級するためには、各学期で「出席率80%以上」を維持し、さらに期末テストと中間テスト、平日の評価を合わせた総合成績で「70点以上(100点満点中)」を獲得する必要があります。この条件を満たせなかった場合は落第となり、同じレベル(級)をもう一度再受講しなければなりません。複数回連続で落第を繰り返したり、出席率が極端に低かったりすると、D-4ビザの延長許可が下りず、強制的に帰国しなければならなくなる場合もありますので、日頃から真面目に授業へ出席することが不可欠です。
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